摂食障害(拒食症と過食症)
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摂食障害(拒食症と過食症)とは
摂食障害には、拒食症と過食症があります。
「拒食症」は食事を拒絶し、極端にやせてしまう病気で、一方、「過食症」は単独で起こることは少なく、多くは「拒食症」のリバウンドとして起こります。その後はそのまま過食を続ける場合もあれば、過食と拒食を繰り返す人もいます。思春期は心身ともに不安定になりやすく、それを下地に過激なダイエットがきっかけとなって「摂食障害」を引き起こすと考えられます。
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「拒食症」と「過食症」は別のものとして扱われていますが、実はきわめて近い関係にあり、時には拒食症から過食症へ、あるいは反対に過食症から拒食症へ移行することがあるのです。アメリカでは思春期や青年期の女子の約4%にみられ、年々増加し、若年化する傾向にあります。 もっとも発症しやすいのは10代半ば頃で、思春期の女声の0.5〜1%は発症するといわれています。
拒食症はさらに2つのタイプに分けられています。一つは過食発作(発作的に暴食する)がともなわない「制御型」、もう一つは過食発作をともなう「むちゃ食い/排出型」です。2番目のタイプは過食発作が起こるたびに吐いたり、下痢や利尿剤を使ってまで体重を減らそう� �試みます。
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摂食障害で異常にやせた状態が長く続くと、夜眠れない、低体温、胃もたれ、便秘、手足のむくみ、月経がなくなる、低血圧などのさまざまな悪影響が現れます。
摂食障害(拒食症と過食症)の特徴
拒食症とそれに伴う過食症の特徴・診断基準を以下に挙げます。
1. 標準体重の20%減の体重が3カ月以上続く。それほどやせていても、なお体重が増えることを極端におそれる。
2. 過食症もその根底には強い「やせ願望」があるため、食べたあとに吐いたり、下剤を用いたりする一方、夜中に「隠れ食い」をすることもある。
3. 拒食症の人は、一見して異常とわかるほどやせているのに、本人は太っていると思い込み、やせていると� �めない。
4. 摂食障害による体調の異常がある。
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5. 拒食症は概ね30歳以下の人に発症する。
6. 生理が止まる(初潮後の女性の場合)
7. 次のようなむちゃ食い(暴食)を繰り替えす。
(1)普通の人が食べるのよりも明らかに多い量を一度に食べる。
(2)「食べずに入られない」「食べるのが止められない」といった強い衝動がある。
8. 太らないように絶食したり、自分で吐いたり、下痢や利尿剤などを使う。
9. むちゃ食いと2のような症状が一緒に、平均して週2回、3ヶ月以上続いている。
10. 体型や体重のことで自分を評価しすぎる。
11. 拒食症の症状がある間は、過食発作があっても過食症とはいわない。
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